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なぜ空き家の管理が必要なのか？

　①税金が増える？

空き家を所有されている方はご存知かと思いますが、不動産を所有していると「固定資産税」と地域によっては「都市計画税」がかかります。

この固定資産税・都市計画税は住宅が建っていることによって「住宅用地の特例」が適用され、下の表のように固定資産税が最大１/６、都市計画税が最大１/３まで軽減されいてます。

例えば、300平米の土地に戸建住宅が１戸建っていた場合、固定資産税（土地のみ）は下の表のようになります。

（課税標準額　土地：2,000万円）

（300平米の住宅用地の場合、小規模用地として200平米が該当し、それ以外は50平米は一般住宅用地として算出します。）

平成26年度までは全ての住宅に上記のような優遇措置が適用されていましたが、平成27年度からは特定空家等への適用は無くなることが決定されました。

つまり、適正な管理がされていない空き家に対しては、固定資産税・都市計画税の大幅な増税ができるようになったのです。

優遇措置（６分の１、３分の１）がなくなった場合は、下の表のようになります。

よって、土地のみの固定資産税だけでも、約217,800円も増税してしまいます。

　②家の劣化、犯罪の元凶

長期間、人が住まなくなってしまうと、下記のような様々な問題が発生します。

空き家を放置することは、近隣の方々にも、環境、衛生、治安の面でも迷惑をかけることになります。

上記の理由から、今、空き家管理が見直されています！